こんにちは。ちょこざえもんです。
今年も新学期がスタートし始めましたね。
無事に大学に合格して、晴れ晴れとした気持ちで登校している新大学生もいると思いますが、一方で残念ながら浪人してしまった方や新高3生は、今年の大学受験に向けて新たにチャレンジする季節でもあります。
今日は関東の私立大学のカテゴリの一つでもある、「大東亜帝国」の序列や特徴について調べてみました。
是非最後までお付き合いください。
目次
大東亜帝国とは
大東亜帝国とは、東京にある私立大学群のカテゴリの一つで、「早慶」「MARCH」「日東駒専」などのように、同レベルの大学をゴロ良く表していて、大学受験の世界では日常的に使われています。
大東亜帝国というのは、大学の頭文字からなっていて
大 ~大東文化大学
東 ~東海大学
亜 ~亜細亜大学
帝 ~帝京大学
国 ~国士舘大学
というように、以上の大学の総称です。
大東亜帝国は、偏差値でも中堅から準中堅の大学で関東に住んでいる人であれば、名前は一度は聞いたことがあるかもしれません。
東京の大学の総称の中でも「日東駒専」の次のグループといってよいかもしれません。
<大東亜帝国の序列とは?>
大東亜帝国の平均的な学生のレベルからの序列は、
東海大学>亜細亜大学>大東文化大学>国士舘大学>帝京大学
となっています。
東海大学については、日東駒専の滑り止めとしても人気があり、序列でも一番上になっています。
また、大東亜帝国の中でも大東文化大学は知名度はそれほど高くはないですが、比較的実力のある大学といえます。
帝京大学にしては、甲子園の高校野球で有名な帝京高校を思いだしますが、序列的には上の方とはいえません。
大東亜帝国は、平均よりも下のグループといったイメージがあります。
ただ、大東亜帝国でも東海大学と帝京大学の医学部はそれぞれ偏差値が60以上というブランド力があります。
<大東亜帝国と学歴フィルターについて>
大東亜帝国に入学して平均的な収入の得られる企業に就職するのであれば、学歴フィルターを感じることは少ないといえます。
ただ、有名企業で高収入が見込める企業の場合、学歴フィルターにかかる可能性がかなり高いといわれています。
東京における大学のグループでも「東大・早慶上理」「MARCH」は高いブランド力があります。
そのため、大東亜帝国は説明会においても「早慶限定」とか、「MARCH限定」が開催されている現状ではかなり厳しいといえます。
もし、大東亜帝国から高収入が見込める企業に就職する場合には体育会系の運動部に入部すべきでしょう。
大東亜帝国の各大学について
大東亜帝国の各大学の特徴についてそれぞれ説明いたします。
<大東文化大学の特徴について>
大東文化大学にはあまり有名な部活はなく、まわりからは地味な存在だといわれています。
受験においては、比較的安易な問題が多いといわれています。
授業では教員の学生に対する割合も多く、きめ細かな指導ができることで有名です。
アクセス的には板橋区であまりよいとはいえません。
ただ、埼玉方面に住んでいる人には通いやすいということがいえます。
就活面においてはブランド力はあまり高いとはいえません。
さまざまな職種に就職できますが、高収入とは言えないようです。
また、就職相談窓口については非常にしっかりしています。
<東海大学の特徴について>
東海大学は大東亜帝国の中でもトップの立ち位置で、知名度にしてもトップといえます。
東海大学の本部は東京都の渋谷区にあり、野球部をはじめさまざまな部活、医学部も有名です。
受験生はさまざまな問題集で東海大学の名前を知っているかもしれません。
入試合格までは平均的な私立大学の対策を行っていれば難しい問題は出題されません。
ただ、大東亜帝国の中でももっとも交通の便の悪い大学で、メインの湘南キャンパスには、小田急線の東海大学前駅からバスに乗って通学する必要があります。
<亜細亜大学の特徴について>
亜細亜大学は大東亜帝国の中でも上位に位置しています。
最近の亜細亜大学は語学学習に非常に力を入れているので、高い割合で留学に行く生徒が多いです。
英語以外、大学の名前通りアジア系の言語を多く学ぶことができます。
アクセス的には少し都心から外れているので、あまりよいとはいえません。
新宿に近く、放課後はバイトする生徒が多いです。
就職では平均的なブランド力を発揮できます。
語学力を活かした就活をすることで、よりレベルの高い職種に就職できるチャンスがあるといえます。
<帝京大学の特徴について>
帝京大学は帝京平成大学という大学と名前が酷似していますが、違う大学です。
系列の帝京高校が非常に有名ですが、帝京高校からの自然エスカレーターの入学はできません。
医療系の学部が充実しており、医学部、薬学部、医療技術部があります。
大東亜帝国の中でも医療にもっとも力を入れている大学といえるでしょう。
ただ、医療系以外の学部については、あまりこれといった印象も少ないです。
就職では会計士の資格の取得など資格に力を入れているので、理想的な就職活動をすることが可能です。
<国士舘大学の特徴について>
国士舘大学は大東亜帝国の中でも下位の大学ですが、スポーツに力を入れている大学です。
系列の高校もほとんどがスポーツ強豪校で1958年に創立された比較的新しい大学といえます。
スポーツでは充実した設備が整っており、体育会系の生徒をバックアップしてくれます。
世田谷キャンパスがメインですが、小田急線の梅ヶ丘駅が最寄りの駅としてアクセスがいいですね。
国士舘大学のほかのキャンパスは町田、多摩とどちらとも小田急線から通えます。
卒業後は公務員や先生になる人が多いということです。
就活には部活での頑張りが大きなポイントになってきます。
部活が有効な手段となってくるといえます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
大東亜帝国は平均よりも下のグループであると覚えておく必要はありますが、医学部については東海大学と帝京大学は非常に有名でほかの学部の評判が悪くても、偏差値60は平気でオーバーする非常に高いブランド力があると言えます。
レベルも大事ですが、学びたいことや環境など自分に合った大学に進学することが一番なので、いろんな角度から調べてみてください。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうました。