こんばんは。ちょこざえもんです。
最近スーパーなどで、セルフレジを見かけることが多くなってきました。
顧客が自分で商品のバーコードをスキャンするセルフレジは、レジの待ち時間短縮や人件費の削減などのメリットがあり、大手スーパーやレンタルビデオ店などで多く導入されています。
そんな中、無人化が進んでいるのはレジだけではありません。
Amazonが経営するレジなし無人スーパー『Amazon Go』は、最先端の技術を取り入れることによって、そもそもレジで会計をする必要がないのです。
今回は今話題のAmazon Goの仕組みと、日本における試みについてご紹介します。
Amazon Goって?
Amazon Goは、Amazonが経営する新しい形のスーパーマーケットです。
現在シアトル・サンフランシスコ・シカゴに店舗を構えています。
この店舗の大きな特徴は、顧客がレジで代金を払う必要がないことです。
専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを持って入店し、あとは選んだ商品を持って外に出れば自動で会計が行われます。
Amazon Goの利用方法は簡単です。
まずはお手持ちのスマートフォンにAmazon Goのアプリをダウンロードします。
店舗入り口には、スマートフォンの情報を読み取る機械があるので、アプリのQRコードをかざして認証を行います。
あとはいつも買い物をするように商品を選び、ゲートをくぐって店をでるだけです。
詳しい様子は下の動画で紹介されています。
選んだ商品をどうやって識別しているのか、間違った商品の値段を請求されたりはしないのか、そもそもなぜこのようなサービスが可能なのか。
それは最先端の技術のおかげです。
Amazon Goの店内には、複数のカメラ・マイク・センサーがついており、それらが店内を行き来する人の動きを把握しています。
例えば天井のカメラは出入りを含めた人の動きを把握し、商品棚に取り付けられたセンサーは、顧客が商品を取る動作や棚に戻す動きを把握しています。
多くの技術によってレジに並ぶという手間を省いてくれているAmazon Goですが、決して無人店舗ではありません。
食品の調理や品出しのために常時数人のスタッフが働いているので、日本のコンビニやスーパーと比べても人の目が届かないことはなさそうです。
日本におけるAmazon Go
今のところ日本にAmazon Goが出店するという情報はありません。
しかし日本でもAIなどのシステムを使い、Amazon Goのような店舗を作る実験が行われています。
2017年11月、JR東日本が日本初となるAIコンビニの実験を行いました。
入り口に設置された機械にSuicaをかざして入店し、商品を選びます。
決済は専用の無人レジにSuicaをかざして行うので、そこがAmazon Goとは違う点です。
大手コンビニの中では、深夜のスタッフの負担軽減を目的にローソンが積極的に研究を行っています。
専用アプリを使って顧客が商品ごとにバーコードを読み取るシステムや、ロボットによる生産・袋詰めが検討されています。
他にもファミリーマートやセブンイレブンも独自に研究を行っていて、最先端の技術がどのように生かされてくるのか楽しみです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は今話題のレジなしスーパー『Amazon Go』をご紹介しました。
カメラやセンサーを使って人の細かい動きを認識できるなんて近未来のようですし、レジに並ばずに商品を買えるのはありがたいことですよね。
またAmazon Goの出現によって、日本でもAIコンビニの開発が盛んになってきたように感じます。
人手不足を補ったり、顧客の利便性が高まったりなど、メリットは多いはずです。
今後どのような形で日本に広まっていくのか期待が高まります。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました。