こんばんは。ちょこざえもんです。
誠品書店という台湾の大型書店が、日本にやってくると話題になっています。
場所は東京・日本橋ということですが、なぜこんなにも注目を集めているのでしょうか?
誠品書店とはどんなお店なのか、そしてなぜ日本に来ることになったのか、日本進出の時期と合わせてご紹介していきます。
誠品書店とは?
誠品書店という名前を、初めて聞いたという方も少なくないかもしれません。
誠品書店というのは台湾発祥の書店です。
1989年に台北市大安区で創業したのち、大型書店の開設、24時間営業の開始など着々と規模を拡大してきました。
経営難に陥った時期もありましたが、持ちこたえて現在に至ります。
信義区にある誠品信義旗艦店には、なんと毎年1000万人もの旅行客が訪れるんだとか。
すごい数ですよね。
海外からも、どれほどの注目を集めているのかがよくわかります。
この旗艦店は書店だけではなく食品や服を売っていたり、カルチャーセンターとしての役割も果たしたりしているそうです。
なぜここまで誠品書店が注目されているのかというと、その品揃えの豊富さによるもののようです。
誠品書店には100万を超える書籍が置かれており、専門書も豊富に取り揃えています。
世界各国の雑誌や書籍の取り扱いもあり、日本のものももちろん置かれています。
書籍業界は不況とも言われている現代ですが、誠品書店は取り扱いの多さや複合施設として展開するなど、その業態でも世界中から注目を集めています。
実はおしゃれスポットとして大人気の、代官山蔦屋書店も誠品書店を参考にしているということです。
単に品揃えがいいというだけではなく、おしゃれな場所を楽しみつつ買い物も楽しめるという新しいコンセプトの本屋さんが誠品書店なんですね。
海外からのお客さんが多いことも納得です。
誠品書店の日本出店はいつ?
台湾に住む人はもちろん、海外にも多くのファンを持つ誠品書店、こうなると日本進出の日が待ち遠しいですよね。
誠品書店が日本に進出するのは2019年の秋を予定しています。
場所は東京の日本橋、「COREDO室町テラス」にオープンします。
「誠品生活日本橋」という名称で、書店だけではなく生活雑貨なども取り扱う複合書店としてオープンします。
そのため、「誠品書店」ではなく「誠品生活」という名称になるんですね。
「COREDO室町テラス」という三井不動産が再開発を進めている「日本橋室町三井タワー」に入る予定ということですが、今から完成が楽しみですね。
台湾旅行に行ったら、お土産は「誠品書店」で買うのがオススメなんて言われています。
COREDO室町では、日本初出店となる台湾ブランドのお店も入る予定です。
台湾独自の特産品を購入することもできるそうなので、台湾旅行の気分が味わえるかもしれません。
なぜ日本に進出することになったの?
誠品書店が、中華圏以外の国に出店するのは初めてのことなんだとか。
三井不動産は誠品書店を「台湾の宝」として賞賛しており、誘致にはなんと4年もかかったそうです。
また、誠品書店の創業者である呉清友氏は、サービス業が世界最高レベルである日本に「誠品」が認められたとしてとても喜んでいたそうです。
日本と台湾の、新たな友好の架け橋となってくれそうですね。
誠品書店はその品揃えの豊富さに定評があります。
ふだんなかなかお目にかかることのできない本に出会えることでしょう。
フラッと立ち寄るだけでも新たな発見がありそうですよね。
現代人の本離れが進んでいるなんて言われていますが、これをきっかけに本に興味を持つ人が増えてくれたらいいななんて思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
国内外を問わず、書籍の取り扱いの多さと台湾の文化を感じられるということで注目を集める誠品書店。
いよいよ日本にも進出するということで今から待ち遠しいですね。
出店は2019年の秋ということでもう少し先ですが、台湾との新たな交流の場所となりそうです。
日本でも新たな人気スポットとなること間違いなしですね。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうました。