ガイアの夜明けで、アリさんマークの引越社訴訟のその後が放送。衝撃の結末は?

こんばんは。ちょこざえもんです。

2016年2月9日に、『密着!会社と闘う者たち~”長時間労働”をなくすために~』というタイトルで、『アリさんマークの引越社』について、テレビ東京『ガイアの夜明け』で放送された内容が、当時反響を呼びましたね。

その第2弾が、今夜の『ガイアの夜明け』で放送されますので、ぜひチェックしてください。

当時の放送内容

出典 ガイアの夜明け公式サイト

赤井英和さんのCMでお馴染みの引越業界大手『アリさんマークの引越社』が、現在全国約30人の元従業員から集団訴訟を起こされているということで放送が始まりました。

番組が密着取材したには小栗健さん(仮名・34歳)、「労働環境が劣悪過ぎる」と声をあげたひとりです。

小栗さんが訴える問題は、月に300時間を超える「長時間労働」「残業代の未払い」、車両事故の弁償金を社員個人に負担させる「弁償金制度」などです。

具体的には、月の残業が147時間(総労働時間は342.8時間)と、国が基準とする過労死ラインの100時間をゆうに超えるにもかかわらず、手取りは約27万円程です。

さらに業務中の車両事故で、弁償金48万円を会社から請求され、会社に借金する形で負担させられます。

小栗さん曰く、

「長時間労働で体が疲れてきて、運転とか作業中の注意も散漫になって、また事故を起こしてしまう。
事故を起こすと、給料から弁償金としてお金が天引きされる。(すると)借金がどんどん膨らんで辞められない状況に。
グルグルと負のスパイラルの”アリ地獄”と呼ばれています」

ということで、このような状況に疑問を持った小栗さんは、会社に是正を求めるため労働組合に加入し、団体交渉などを通して問題を解決しようとしました。

しかし会社は、組合に加入した小栗さんを「シュレッダー係」に異動させ、社員でただひとり、オレンジ色の服を着させられての作業をさせました。
理由は、2回の遅刻だと説明されます。

これに抗議した小栗さんに対し、

「こらァ、オンドレェ! なんでもかんでも組合の名前出したらいける思うたらあかんど!」

と、録音していたボイスレコーダーから聞こえる上司の怒鳴り声。

さらに1か月半後、会社は小栗さんに懲戒解雇処分を言い渡してきました。

その理由を、井ノ口晃平副社長は「会社の重要書類の漏えいが一番です」と、小栗さんが書類を週刊誌などのメディアに見せたことだと話しています。

この後、小栗さんが懲戒解雇は不当だとして裁判所に申し立てを行ったところ、会社から突然「復職」を命じる書面が届けられましたが、50日ぶりに出勤した小栗さんの職場は、またしてもシュレッダー係でした。

まだまだ『アリさんマークの引越社』と社員との戦いは続きそうだ。

という内容でした。

その後どうなった?

1年半以上続いた裁判は5月24日、東京地裁で謝罪、復職という形で小栗さんの勝利和解ということで決着しました。

和解内容は、

①6月1日から組合員を営業専任職として復帰させること。その際営業車両の使用を認めること。
配転前の営業職であったときの待遇とすること。
③会社は原告に解決金を支払うこと。
④会社は、組合員をアポイント部、シュレッダー係に配転したことについて、社会的相当性を欠くことを認め謝罪する。グループ会社各支店に罪状ペーパーを貼り出し、社内報に掲載して従業員の自宅に送った行為は組合員の社会的評価を損ない、心情を傷つけるものであったことを認め謝罪する。

というものでした。

ただし

実は小栗さんは残業手当を巡って、引越社側と別の裁判を続けていて、さらに小栗さんと同じ組合に所属する約40人も、未払いの残業代をめぐる裁判が各地で起きていることから、すべての問題が解決したわけではない、という気持ちがあるようです。

【見せしめは無駄】

小栗さんの訴訟を担当した新村弁護士は、以下のようにおっしゃっています。

「小栗さんは、業務上の事故に対する不当な賠償や、残業代の未払いについて交渉するため組合に入ったところ、見せしめとしてシュレッダー係にされました。ただ、今回裁判所が示した和解案でも、会社のその対応がおかしかったことがハッキリしました。つまり、見せしめは無駄だということです」

小栗さんがシュレッダー係を命じられても、それでも会社を辞めなかった理由について、以下のようにおっしゃっています。

「私が辞めても、会社は仕組みを改めないでしょう。また誰かが、私のように罪状ペーパーを貼られたり、懲戒解雇をされたりする。それでは、意味がない。私は社会全体にこの戦いを知ってもらいたい。一人一人がしっかり戦えるところをわかってもらいたい。そういう思いで続けてきました。

引用 Buzz Feed Japan

《小栗さんが相談した労働組合》

プレカリアートユニオン
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F ユニオン運動センター内
TEL:03-6276-1024

*東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F

まとめ

いかがだったでしょうか。

ワタクシは一応社長なので、どうしても経営者的な考え方になってしまいますが、さすがにこれはひどすぎます。

ワタクシの周りには、零細企業の社長が多いのですが、みんなブラック企業みたいなものです。

友人たちといつも、『ど真っ黒』とか『漆黒の会社』『マットブラック』などと揶揄していますが、引越社はあまりにも・・・とみんなで言っています。

今夜の『ガイアの夜明け』は22:00からテレビ東京系で放送されます。

それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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